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やる夫が天下布武を目指すようです 第八話 「美濃攻略」

第八話 「美濃攻略」
639 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:00:45 ID:usX9mCIg

第八話 「美濃攻略」

1563年(永禄6年)、それまでやる夫に協力的だった従兄弟でもある
犬山城の織田信清がにわかに不穏な動きを見せ始める。


_______________________________________
                                       ●加治田
                                        ●堂洞

                                 鵜沼   ●猿啄
  「美濃」                     ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ●   :,,´、
                          ,,´      ::,,,,,,,,,::    :::::::
                         ::           ●犬山   ::: 
                        ::                    :,,,,  
                       ::                       :,,,,      ::::::::::
                      ::             ●小牧          ::,,,,::::::
                   ,,,::                              ::
     ,,,,            ::                               ,,,,
  ,,,,,,,,::  ::           ::         「尾張」                  ::
 ::      ::          ::          ●清洲                ::
::        ::         ::                             ::
         ::        ::                          ::
          ::       ::                           ::
           ::       ::                          ::
            ::  ::    ::                           ::
             ::  ::   ::                           ::
                ::  ::                           ::
                 :::: ノヽ          ノ´ ̄ノ´         ::
                   |ヽヽ〔〕 ~‐,       ノ´   ノ         ::    「三河」
                   | | |    ~‐,、,,_,ノ´    /         ::
                  ノ´ ー             |          ::
                  ノ   〇            ノ         ::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


それと関連して、やる夫は小牧に城を築いた。
そして、そこを美濃攻めの拠点とすべく、清洲から居城を移したのだった。

640 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:02:11 ID:usX9mCIg

~小牧山城完成後のある日の生駒屋敷~

 ガラッ. |┃            , -─-─- 、
     |┃          _∠_     _ \
     |┃         /    `Y´ ̄     丶
     |┃  ノ//    レ二ヽ、_  .|  ,ィ二ニ   ヽ    家永~、吉乃の事で相談があって来たお!
     |┃三       ノィ●>=`三´=ィ●>   丶
     |┃       /´    ´     `       ヽ
     |┃        |     (_人__)        |
     |┃       ヽ     }ェェェェ{        /
     |┃三      \_ ヽ.二二.ノ  ノ _/
     |┃三        /ニ二三三三二ニ\
              織田信長(通称:やる夫)

       / ̄ ̄\
      /  へ    \
    .(●)(● )  u. |  ひっ!地方妖怪・三角饅頭!?……って、
     | |   u   |
     . |___´_      |    こっ、これは、やる夫様!急に如何がいたしました?
     {`ー'´     |
      {      u. /
      \     /
      ノ     \
   生駒家永(吉乃の兄)

641 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:02:55 ID:usX9mCIg

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\   いやなに、小牧山城も完成して、
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\   吉乃の為の新居も、もう出来てるって話だお
 |        ̄      |
 \               /  やる夫も清洲から移っちゃうから、こっちにあんまり来れなくなっちゃうし、
                  吉乃にも小牧に一緒について来て欲しいお。


       / ̄ ̄\
      /  へ    \
    .(ー)(ー )  u. |   ……やる夫様、妹からは口止めされていたのですが…… 
     | |   u   |
     . |___´_      |       ……今、妹は床に伏せっております。
     {`ー'´     |
      {      u. /       ですので、すぐに小牧まで歩いていける状態では……
      \     /
      ノ     \

642 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:03:35 ID:usX9mCIg

       ____
     /ノ   ヽ、_\
   /( ○)}liil{(○)\  き、吉乃が!?
  /    (__人__)   \
  |   ヽ |!!il|!|!l| /   |  そんな……この間来た時は元気だったお?
  \    |ェェェェ|     /       いったい何時からだお!?


         / ̄ ̄\
       /   _ノ  \  ……ここ数年、ずっとです。
        |   ( ●)(●)
       | u     | )  ただ、やる夫さまが来られた時だけは無理にでも元気に振舞っていたようで……
        |     __´___ノ 
      .  |         }  ……妹は貴方様に病弱なことを悟られたくなかったのです……
 .       ヽ        }
        _ヽ     ノ

643 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:04:03 ID:usX9mCIg

        ____
      /  ノ  ヽ\
     /  (○)}liil{(○)  で、吉乃は!?吉乃は大丈夫なのかお!?
   /     (__人__) ヽ
   |       |!!il|l|   |
   \        lェェェl /


         / ̄ ̄\
       /   _ノ  \  ……今は、しばらく寝ていれば大丈夫でしょう。
        |   ( ー)(ー)
       | u     | )  しかし、医者からはもう長くはないと……
        |     __´___ノ 
      .  |         } 
 .       ヽ        }
        _ヽ     ノ

644 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:04:52 ID:usX9mCIg

         ___
        / .u   \
      /((○)) ((○))\  そ、そんな……吉乃が……死ぬ……?
/⌒)⌒)⌒. ::::  (__人__) l_j :::\     /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|     | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) U .| |  |    /   ゝ  :::::::::::/  や、やる夫が無理をさせたせいだお……
|     ノ    | |  |    \  /  )  /
ヽ    /    └ー.┘    ヽ /    


       / ̄ ̄\
      /  へ    \
    .(●)(● )  u. |  そんな……!
     | |   u   |
     . |___´_      |  けっして、やる夫様のせい等ではございません。
     {`ー'´     |
      {      u. /  ……って、やる夫様!?やる夫様!
      \     /
      ノ     \

645 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:05:23 ID:usX9mCIg

             / ̄ ̄ ̄\.     ┌┐.┌i   ┌┐  __ ┌┐  | | [][]
            //    \  \     |└[][]L.ロロ | [][] | | ロロ |.[][] l└─┐
          /((●)) ((●))゚oヽ    |┌┤.r‐┘│┌┘ | └┐└─┐l ̄ ̄
          |::o'゚~(_人__)~o° |;;;⌒):└┘..凵   └┘  ! l ̄__l ̄ ̄.┘
      ミ.,ィTl'ヽ\   `⌒´  ゚ /`ヽ⌒)/)) .,.  /,   └┘
       kヒヒど,           {⌒⊃ ,⌒⌒);;;;;)))⌒)
         `´ ̄ヽ      ハヽ / ))⌒));;;;)-⌒))   (吉乃がそんな深刻な状態だったなんて……
             ヽ   ` /  '}   ─=⌒⌒)ノ;;ノ;;;::)    気がつかなかったやる夫は大馬鹿だお!!
              >   /ごノ   ─=≡⌒)丿;;丿ノ    ……でも……そんなやる夫が今してやれる事は……)
           __,∠     /
          〈、    / 彡
           \、__ノ  彡

646 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:05:56 ID:usX9mCIg

~数時間後~

       / ̄ ̄\
      /  へ    \
    .(ー)(ー )  u. |  ……ということで、やる夫様に全て伝えてしまった。
     | |   u   |
     . |___´_      |   スマン……吉乃……
     {`ー'´     |
      {      u. / 
      \     /
      ノ     \


      ___,> Y´'ー-、
     _>z二_ ___`ー≧__
     >┴'´ ̄` ‐-、 ̄ 7 <
    /        ヽ `Y′之> ……兄さんのせいじゃないわ。
.   /  ,  l、 、 , 、 |  ヽ }<
   l ,ィ {7Tハ T寸寸 |  }ノ |  ……やる夫様の悲しむ顔が見れなくて話せなかったけど……
   |ハ |(ー) (ー) / / ,/レ′
     `|   ヽ    「)'/|/     ……いずれは私がお話しなければならばかった話です。
     ヽ、_  ―  _,.ィT/     
       l 7Eニ::ィ1│
     吉乃(やる夫の側室)

647 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:06:25 ID:usX9mCIg

         / ̄ ̄\
       /   _ノ  \  ……吉乃……
ガヤ      |   ( ●)(●)
 ガヤ    | u     | )  ……?外が騒がしいな
        |     __´___ノ     ……何事だ?
      .  |         } 
 .       ヽ        }
        _ヽ     ノ   


 ガラッ. |┃            , -─-─- 、
     |┃          _∠_     _ \
     |┃         /    `Y´ ̄     丶
     |┃  ノ//    レ二ヽ、_  .|  ,ィ二ニ   ヽ    吉乃!!迎えに来たお!
     |┃三       ノィ●>=`三´=ィ●>   丶
     |┃       /´    ´     `       ヽ
     |┃        |     (_人__)        |
     |┃       ヽ     }ェェェェ{        /
     |┃三      \_ ヽ.二二.ノ  ノ _/
     |┃三        /ニ二三三三二ニ\

648 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:06:56 ID:usX9mCIg

       ,_   _
     、-ー'`Y <,___
  __≦ー`___ _二z<_                / ̄ ̄\
  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<               /  へ    \
 <之′Y´/        \           .(○)(○ )  u. |  
   >{  ,'  |、 , ,.  ,.l  ,   i            | |   u   |
  | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l            . |___´_      |  ひっ!また出た!
  ′J゙i, ゙i ゙i( ○)  (○)|ハ| さ、三角饅頭!  {`ー'´     |
     ゙i|゙i'(1   Д  ノ川              {      u. /
      │「ィ::ニE7 l                  \     /
      └l´::::/ヽト                  ノ     \
        |::::|´  ̄`i


         _   _,
      ___,> Y´'ー-、
     _>z二_ ___`ー≧__
     >┴'´ ̄` ‐-、 ̄ 7 <  
    /        ヽ `Y′之> 
.   /  ,  l、 、 , 、 |  ヽ }<  ……って、やる夫様。
   l ,ィ {7Tハ T寸寸 |  }ノ |
   |ハ |(三) (三) / / ,/レ′  ……兄が申しましたとおり、私は……
     `|   ヽ   u 「)'/|/
     ヽ、_  ―  _,.ィT/
       l 7Eニ::ィ1│
       'イ/ヽ::::`l┘

649 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:07:24 ID:usX9mCIg

         ___
       / ⌒  ⌒\
      / (⌒)  (⌒)\ そんなこといいから、一緒に表に出るお!
    /   ///(__人__)///\
     |    .   `Y⌒y'´    | みんなに吉乃を紹介するお!
      \       ゙ー ′  ,/
      /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
      / rー'ゝ       〆ヽ
    /,ノヾ ,>      ヾ_ノ,|


         _   _,
      ___,> Y´'ー-、
     _>z二_ ___`ー≧__
     >┴'´ ̄` ‐-、 ̄ 7 <
    /        ヽ `Y′之>
.   /  ,  l、 、 , 、 |  ヽ }<   しょ、紹介って……!?
   l ,ィ {7Tハ T寸寸 |  }ノ |
   |ハ |(●) (●) / / ,/レ′  そんな……
     `|   ヽ   u 「)'/|/
     ヽ、_  ロ  _,.ィT/
       l 7Eニ::ィ1│
       'イ/ヽ::::`l┘

650 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:07:54 ID:usX9mCIg

~玄関前~
                   n
                   l^l.| | /)
                   | U レ'//)
      ___      ノ    /
    / ⌒  ⌒\  rニ     |
   / (⌒)  (⌒)\  ヽ   /  皆のもの聞くお!
 /   ///(__人__)///\ / `   /
 |       `Y⌒y'´    |   / この人が信忠と信雄、それに五徳の生みの親である
 \.       ゙ー ′  ,/  /  やる夫の2番目の奥さんだお!
  /⌒ヽ   ー‐   ィ  /
  / rー'ゝ        /    お前等、ちょっとでも視姦したら、ただじゃおかんお!?
 /,ノヾ ,>         イ
 | ヽ〆          |


     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ○)(○  (……やる夫の奥さんってブサイクが基本だろ?
   |      (__人__)    こんな可愛い子なんて反則ダロ……)
.   |        ノ
    |      ∩ ノ ⊃  ……っと、失礼しました。
  /     ./ _ノ    私は一雲斎針阿弥と申します。
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |    以後、お見知りおきを……
.    \/ ___ /
一雲斎針阿弥(通称:やらない夫)

651 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:08:26 ID:usX9mCIg

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 
             / /" `ヽ ヽ  \ 
         //, '/  米  ヽハ  、 ヽ   (ホントに殿に不釣合いなくらい可愛い嫁さんだにょろ!)
         〃 {_{\    /リ| l │ i| 
         レ!小l●    ● 从 |、i|   あ、丹羽長秀ですにょろ。
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    お近づきの印にスモチでも如何ですにょろ?
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
       丹羽長秀(やる夫に少年時より仕える家臣)

652 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:08:53 ID:usX9mCIg

     ,..r:''´    ::::::::゙、:::::::`ヽ! ミ|彡 |  l         │        |
   /    _,,,,....=-‐゙―--=,\!;/,ノ  |          |           |
   /:  ,.r:''''´           ~`゙ヾ、 |  _ - ─  二l二 ‐- 、   |
  ;':;:r':'´  .::::::::::::::_;;;;;;;;;;;、;;;;;;_:::::::::..゙ヽ/ -‐<_ ̄    ̄丶、_ `丶 |
 /   .::::::;;r‐'''''´:::::::::::::::::゙i:: :::::::`ヾ、::::. l/ー---、_ヽ  z_二ニ--ヽ 、_|      
./:   .::::;:r''´::    _,,...;;_:::::|::;;;;;;;;;;_:::::::゙i:: ;/::   ,==、、...::   ,. ,==、..  } l _
l:: ..:::;r:'´::   ,.r:'',ニ-―-;ォ.` ´r‐‐-:、`!:::|ノ :::::...〈_○_〉..:::::  ::〈_○_〉:: } /r.l     はじめまして!×2
.! ::::r':::::  fr'´:  ゙''゙'´ ̄´ ,: :  ̄`゙゙'~.!:::| |:::::: :::::.... :::::::::     :::::::  | |( | 
.ヾ、:!::::::  :!|::::  .<´○゙>/ :l、 <.○ゝ:|::::! ||::::...    .::::::  :::::.       |/ /       よろしくお願いします!×2
   l::::::  :||::::     ̄ .  ::!',  ゙  |゙、:',_|:::::::::... .::f_rュ.__.rュ_)    ∥/ 
   .!:::::  :||::::     r'_rュ :rュ゙;   :|:::゙、 l::::::::::::::::: ::::::_∪_  ::..     l'´
    |:::::  ||::::   :  /´,r_'ニニ=:、゙i  l:::::::', ';::::::::::::  ィエエエェ、     /
   .|:::::  :||::::   : :r'r',r:'二ニ:、゙!、 .,'::::::::゙>ヽ:::::::::.. ヽェェェェァソ    /、
   |:::::: _,;l|゙、    ´i'゙:: :: ::::|.:゙'' ./、::/, イ i\:::::::::::`.ー‐ '   /l ト、
  .k:'''´:::::::ノ!:::\    ヽ;:___;:;' ; /::::::`'-=、.,, ', \::::       // l ヽ\
   `ー-r': l、::  `ゝ、  `゙'''''''''´ ,/:::::::: ::: ::   \` ー---‐ '´ //   l  \
    /´::   ヽ    ::`''ー---‐'/´::::::::: ::::::      `'ー--:、. / /   /
          服部小平太&毛利新介(やる夫の馬廻)


こうして、やる夫の主だった近臣たちの吉乃に対する挨拶は続いたのであった。

653 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:09:23 ID:usX9mCIg

            ___
          / ⌒  ⌒\   __
        / (⌒)  (⌒) \〈〈〈 ヽ  ……と、言う訳で、家臣たちへの紹介も済んだし、
      /   ///(__人__)/// 〈⊃  }
      |   u.   `Y⌒y'´    |   |   小牧へ行こうお!向こうで、お濃や老臣たちにも紹介するお!
     \       ゙ー ′   ,/   !
     /⌒ヽ   ー‐    ィ    l    何も気兼ねする必要なんてないお!


       ,_   _
     、-ー'`Y <,___
  __≦ー`___ _二z<_
  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<
 <之′Y´/        \
   >{  ,'  |、 , ,.  ,.l  ,   i
  | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l ……やる夫さま……
  ′J゙i, ゙i ゙i( ●)  (●)|ハ|
     ゙i|゙i'(1   Д  ノ川
      │「ィ::ニE7 l

654 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:09:55 ID:usX9mCIg

     、-ー'`Y <,___
  __≦ー`___ _二z<_
  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<     (私は表舞台になんて立つべきではないと思っていた……でも……)
 <之′Y´/        \   
   >{  ,'  |、 , ,.  ,.l  ,   i    ……ありがとう……ありがとうございます……
  | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l   
  ′J゙i, ゙i ゙io゚⌒    ⌒|ハ|     ……吉乃も小牧へ一緒に参ります……
     ゙i|゙i'(1""  ー "ノ川     
      │「ィ::ニE7 l    


       / ̄ ̄\
      /  へ    \
    .(ー)(ー )   . |  ……よかったな、吉乃。
     | |       |
     . |___´_      |     ……幸せにな……
     {`ー'´     |
      {        / 
      \     /
      ノ     \

こうして、吉乃は当時貴人しか乗る事が出来なかった輿に乗せられて、小牧へとやる夫と一緒に移り住んだのであった。

655 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:10:23 ID:usX9mCIg

       ___
      //  \\   吉乃……今日は気分はどうだお?        ___,> Y´'ー-、
    /  ●   ● \                              _>z二_ ___`ー≧
    | ⊂⊃ (_,、_,) ⊂|                             >┴'´ ̄` ‐-、 ̄ 7 <
    \     (_/   /                           /        \`Y′之>
      |    ┌─┐|                             i   ,  l、 ., , 、|  ',  }<
      |     ⊃.茶 ○         ……ええ、とても良いですよ。  l,ィ {7Tハ T寸寸 |  }ノ |
      \_    ̄ \                            |ハ|⌒    ⌒ / / ,/レ′
      と_____ノ_ノ                            川!、゛ ー  ゛゛「)'/|/ 
                                              l 7Eニ::ィ1│

小牧に移ってからのやる夫は、時間が許す限り吉乃の見舞いに顔を出した。
それは、吉乃にとってもやる夫にとっても幸せな時間であった。

656 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:10:53 ID:usX9mCIg

        _,. -''"ミミ 彡 `ヽ、_,,
    ,.-‐'(^/彡" //iヽヽヽヽヽ、 }⌒ヽ
  /イ/⌒i/// / /i ノi }i ヽヽヽソ⌒ヽヽヽ
  // /ヽ__{i i イイ イ{ノ l } } } } }、 ,}リiノノヽヽヽ  ……やる夫様。
  l l///∠l{lト{щL!L |||∠Llノ-}ノ彡|_,,>l } }ノ  
  V/ト{  {ヽ|  ーー ′ ヽーーノl'") ノノノイ   ……幸せそうで何よりです。
  ト、l ヽ ヽl    ノ(、_, )ヽ、  lノ   }ノノ}   
  ヽ \  ヽ   (_人_)  ノ   ノ   
         >―----―<    
       お濃の方(やる夫の正室)

また、正室であるお濃の方も、特に悋気を持つこともなく吉乃の身を気遣ったのであった。

657 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:11:22 ID:usX9mCIg

1564年2月6日、斉藤龍興の居城の稲葉山城で大事件が起きる。

         ___
        /⌒  ⌒\         ━━┓┃┃
       /(  ̄)  (_)\         ┃   ━━━━━━━━
     /::::::⌒(__人__)⌒:::: \         ┃               ┃┃┃
    |    ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚                       ┛
    \   。≧       三 ==-     稲葉山城がたった16人に乗っ取られた!?
        -ァ,        ≧=- 。
          イレ,、       >三  。゚ ・ ゚
        ≦`Vヾ       ヾ ≧
        。゚ /。・イハ 、、    `ミ 。 ゚ 。


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \  うわっ!? お、落ち着け、やる夫!
 |    ( ●)(●)
. |     (__人__)  ……そうだ、何でも首謀者は竹中半兵衛という若侍らしいぞ。
  | u   ` ⌒´ノ
.  |         }    安藤守就の娘婿らしく、二人で共謀したとか。
.  ヽ        }
   ヽ     ノ  mm  弟への見舞いと称して兵を入れて、夜陰に乗じて制圧したらしい。
   /    ̄ ̄ ̄ つノ
   |    | ̄ ̄ ̄

658 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:11:55 ID:usX9mCIg

     ____
   /      \
  /  ─    ─\  世の中大した奴も居るもんだお……
/    (●)  (●) \
|       (__人__)    | ……ま、一応ダメ元で調略の使者を送ってみるお。
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |   どうせ、若造のクーデターに斉藤家の他の重臣たちが同調するとも思えんし、
.\ “  /__|  |
  \ /___ /    稲葉山城及び周辺を安藤の1000足らずの兵だけで維持するなんて不可能だお……


                
    / ̄ ̄ ̄\
  /        \  ……しかし、義龍の時代には見られなかった綻びだお。
 /    ─   ─ ヽ
 |    (●)  (●) |  これはや……やる夫が思ってたよりずっと斉藤家はゴタゴタしてるのかも…・・・
 \  ∩(__人/777/
  /  (丶_//// \

659 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:12:22 ID:usX9mCIg

やる夫の読みは見事に的中する。
クーデターには成功するものの、同調者は現れず、結局半年ほどで龍興へと稲葉山城は返還された。


  l::::::::::::::::::|_!::lヽ:::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::i、::! ノ
  !:::::::::::::::::l-‐ェ!;ト ヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ` ヽ   幺ク 亡 月 |  ┼‐ .|] |]
  l:::::::::::::::::「(;;;)ヽ、__、::レ'´l:::::::::/l、:::::::::::::l   /   小巴 三l三. ヽ_ノ / こ o o
  !:::::::::/l:::l__,,,rタ"゙、;!)、__!::::/ノ 〉、::::::::l   \
   l::::/ lヽ!    _ _   l;/´  ! >、::l   /  誰も同調してくれない事に絶望した!!
  ノノlヽ、_!    r――‐┐   /_ノ:::|  /
    l::::::>、   レ,二二ェ!  /i:::::::::::l   ̄ ̄|_     /ヽ、  /\   /\    /
    l:::/ /::ヽ、 `ー-―-' ,ィ'::::!\:::::l    (ヽ、//\/   \/   \/   \/
    レ' ム-''´lヽ、  _,,./! ゙ヾ!__ヽ!    ヽ´ヽ、ヽ
            !   ̄     レ;'´  |  (,ゝ、 \ ヽ l、
        /| _,,.-/´  ;; .,,,-!  ヽ、 ヽ、 | | ! l
       / 斤'"〇 /´    ,;;:''" _,l_   ヽ ヽ/  l | l
      /; l、」_,,/     '' ゙;;/  ヽ、   〉  `ヽ  l/
      /!,r''´!/  /     ';,/"゙''':;,,,,;;'' \ /     ,!
    / l ,;;  |l  /`'';, ,,   /   ,;;''"゙''   l     /
竹中半兵衛重治(斉藤家の家臣)

これにより、安藤には表立ったお咎めは無かったものの、半兵衛は斉藤家を追放されてしまうのであった。
半兵衛が織田家家臣として再び表舞台に戻ってくるのは、これより数年後となる。

660 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:12:56 ID:usX9mCIg

同年8月、犬山城の織田信清が美濃の斉藤氏と手を組み、やる夫に対する敵対姿勢を鮮明にしたために
その討伐を決意。まずは犬山城の支城を守る中島豊後守・和田新介の二人の調略を丹羽長秀に命じる。

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/  米  ヽハ  、 ヽ  今、降参すれば、
         〃 {_ ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|   こんな美味しいスモークチーズが付いてきてお得にょろ?
      バクバクl⊃。、_,、_, o⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ /⌒l__) 。O j /⌒i | ガツガツ
      \ /:::::| /  /__, イァ/  /│
.       从 l||l ///ヾ:::|三/.l||l人.∧ |
       ( ⌒ ) |  ヾ∨:::/( ⌒ )  |

長秀は見事にこれに成功。こうして犬山城を裸にした後に包囲して落城させたのであった。
城主の信清は甲斐に逃れていったという。

661 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:13:39 ID:usX9mCIg

次いで、犬山城と木曽川を隔てた対岸の鵜沼城と猿啄城の攻略にも取り掛かる
今度はやる夫自身が木曽川を渡り、鵜沼城を包囲。

この鵜沼城城主の大沢次郎左衛門の説得には木下秀吉が乗り込んだ。
                   i\
                    l::::::\
                l::::::::::::ゝ-‐‐''''''''‐‐-、_
                l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙'‐、. r;
          r-------'::::::::::::::;ィ::;r、:::::::r、:::::::r、::::::゙´L__   
           \::::::::::::::::::;/レ' レ' ヽ;;/ \/ ';::::::::::r‐'゙  さっさと、こっちに寝返っちゃいなよ?
            \::::::::::/_,,----、     ,,----、';::::::::i
             ,‐'゙''、/´       ゙、 /     ゙'、:::;;;i_
      r''‐,  ,,..,, f r'、i        i,'       ゙',,-i ゙r'''''i ,ィ´゙',
   r‐‐,. ト、_,).ヘ  ii i l   <●>  ll  <●>  l l (__ノl ゝ、,イ .,r‐、
    i、  i, i  Li 'i''゙ '、 ゝi        ,ハ        // / l ゙U゙ ィ_/i. /
    f‐'゙ `    l )) ヽ_,,'、-、____,,-t-‘-’t、_.  _,,/_,,/ l      `i´   ))
(( r''''´ ,   ___ ', _,,,,,,,_  \,    '、____,ノ ` ̄ノ:;ニr--、_ ノ      ´``',
  ノ )‐'     `゙'´   ))) _,>i‐-、______,,,.-ィ<、 レ.(_,,,_  ゙   ゙',  `゙'i、 ゙ァ
 ゝ‐'゙'、   {    / ̄  /:::::::::ゝ`'''i::::i'´:;ノ:::::::::゙'‐,   ヽ,    ノ    / `"
  ((  ゝ、_ィゝ--,ィ´   r'゙::::::::::::::::::`゙''l::::l'´:::::::::::::::::::::ヽ,(( `ゝi''´゙'ーt-´ ノノ
           木下藤吉郎秀吉(やる夫の家臣・後の豊臣秀吉)

交渉そのものは上手くいったものの、やる夫がスムーズに大沢親子の赦さなかったために、
一時は緊張状態に陥るが、最終的にはやる夫が折れ秀吉の開城交渉は成功する。

662 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:14:10 ID:usX9mCIg

          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ  人
       |i │ l |リ\    /}_}ハ `Y´
       |i | 从 ●    ●l小N    なぜ国人は織田に降るのか?
       |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ
       |  i ノ、      ノi|     ……それはそこにスモチがあるからにょろ!
       |  l  x>、 __, イl |
       |  lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ
       |  l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )

同じ時期に猿啄城も丹羽長秀の活躍で落城。城主の多治見修理亮もあっけなくやる夫に降った。

663 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:14:34 ID:usX9mCIg

~小牧山城~

       ____
     /⌒  ⌒\   最近、万千代たちの活躍が華々しいお!
    /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\ いよいよ、やる夫が育てた連中が活躍し始めた感じだお!!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)   五郎左の働きも目覚しいけど、
. |     (__人__)
  |     ` ⌒´ノ    藤吉郎もよく働いてるだろ。
.  |       nl^l^l
.  ヽ      |   ノ  
   ヽ    ヽ く
   /     ヽ \

665 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:15:09 ID:usX9mCIg

       ____
     /⌒  ⌒\  猿(秀吉のあだ名)は下人勤めの頃から、誰よりも良く働く奴だったお。
   /( ―)  (―)\
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  機転も利いたし、度胸も有って武将としての素質は十分だったから
  |             |   大きな仕事を任せてみたけど、今回の交渉も期待以上の働きだったお。
  \              / 
                ……まぁ、働きの割に下っぱ臭が抜けないのが玉に瑕だけど。

こうした美濃での活躍により、丹羽長秀は織田家の重臣格へ、
そして木下秀吉は一軍を率いる部将へと出世をしていったのである。

667 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:15:55 ID:usX9mCIg

1565年(永禄8年)5月19日、京で一大事件が勃発する。
将軍の足利義輝が三好三人衆等と結託した松永久秀に襲撃されたのである。

       |   ̄ ̄ ̄´   |::::::|
       |__ ,____ _>i!r、
       i!    }¨{    / ̄|7} くっ……これまでか……
       \__ノ \__ノ U|'/
          |        u ノ_
        \ ---    / }}_
         入     //::::::}_
            /:::``-- '´-‐'::::::/: \
         |::::::::::::::l_v´_;:-‐'´: : : : ::\
         |:::::::::::::/l::::::::::::::ノ: : : : : : ::`、
        足利義輝(第13代将軍)

義輝は御所に立て篭もり奮戦するも遂に力尽き討ち取られてしまう。
将軍としての実権を取り戻すために久秀らとの反目した末の事件であった。

668 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:16:28 ID:usX9mCIg

             __  _
          ,. -''_´、__  ``__ヽ、
         /‐-、__l   ` ̄┌ー 、ヽ
       /l ー、_ュ、     ´二二_ヽヽ
      / | 、`ー―      /`ー'´ ,r |ヽ     ……もしかして、ワシの命もヤバイんじゃろか?
     _,.|/  ` ー''´      ヽ ̄ ̄,  | l
 ,. r:'T::|      / n n   `ー'´    ヽ|
 ヽ、|::::|::|     ./      ヽ       |、_
   `''ー|     /        ヽ      .|:::|:::l::ヽ
     |::ヽ   レ‐-、__,,. -‐-、ヽ     |:::|;::l;-'′
     |:::::ヽ  |  ,. -::::::::::-ュ、 ヽ  /  |´
      l::::::l  | /::::::::::::::::::::::::ヽ l  |  .|
      ヽ::::. ヽ'-''´ ̄    ̄`` |  l  /
      ヽ::::. ヽ、__,.r‐-- 、_ ノ   /
       ヽ:::::.           ....:/
        ヽ::::::....       ...::::::/
         ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
       覚慶(後の足利義昭)  

      _  ∩ 
    ( ゚∀゚)彡  覚慶様!早くここからお逃げを!
    (  ⊂彡 
     |   |  
     し ⌒J 
  細川藤考(室町幕府の幕臣)

同年7月28日、にわかに命の危機を感じた義輝の弟・覚慶は細川藤考らの助けを借り
奈良を脱出。そのまま近江矢島へと逃れていった。

669 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:17:02 ID:usX9mCIg

同年9月、鵜沼・猿啄両城から10km程離れた加治田城の城主である佐藤忠能が
丹羽長秀を通じて降参を申し込んできた。

         ___
       / ⌒  ⌒\
      / (⌒)  (⌒)\    つまらん物ですが……
    /   ///(__人__)///\
     |   u.   `Y⌒y'´    |
      \       ゙ー ′  ,/
     /       __|___
    |   l..   /l 黄金    `l
    ヽ  丶-.,/  |__ 50枚  _|
    /`ー、_ノ / ̄ ̄ ̄ ̄/

加治田城が味方のモノになれば、東美濃の大きな足がかりとなる。
やる夫は喜んで黄金50枚を兵糧代として佐藤忠能に贈ったのであった。

670 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:17:33 ID:usX9mCIg

だが、それらの動きを斉藤方も黙って傍観する筈が無く、
長井道利が軍勢を率いて関まで進み、加治田城南の堂洞という場所に付城を築いた。

        ___(⌒ヽ
       /\  /⊂_ ヽ
(⌒ヽ∩/( ●)  (●) |(⌒ヽ    おし!救援に向かうお!
 ヽ  ノ| :::⌒(__人__)⌒ ::| ⊂ `、
  \ \    )┬-|   / /> ) ))
(( (⌒ )、 ヽ_ `ー‐' ,/ / /
  \ \ /          /
    ヽ_ ノ       │

9月28日、やる夫は加治田城救援の為に小牧を出陣し堂洞城を取り囲む。
一方、関に居た長井も堂洞城の後ろ巻きの為に軍を移動させた。

それに対して、やる夫は長井軍に対しての押えを一隊置くと、
堂洞城への攻撃を開始。戦いは午後6時まで続き、
敵味方の視認が困難なほどの闇になったが、その中でも続けられ、
ついにやる夫側が守将の岸勘解由左衛門を討ち取り、城を乗っ取る事に成功した。

671 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:18:01 ID:usX9mCIg

       /  ̄  ̄ \
     /  \ /  \   無駄矢を使わぬ何たる弓捌き!
    /   ⌒   ⌒   \
    |    (__人__)     |     褒美に3度加増を受け取る権利を進呈しよう!
    \    ` ⌒´    /   ☆
    /ヽ、--ー、__,-‐´ .\─/
   / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.
  / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ.
 .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \
 l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ

また、「信長公記」の作者でもある大田牛一が、
見事な弓捌きで戦闘中に3度も褒美を貰ったのもこの戦いであった。

その夜、やる夫は加治田城に宿泊。
城主の佐藤忠能と息子の右近右衛門は涙を流してやる夫を迎えたという。

672 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:18:32 ID:usX9mCIg

翌29日、やる夫は小牧へと帰陣の途につく。
ここではじめて長井の軍が稲葉山城からの龍興率いる援軍と共に
攻勢に転じて追撃してきたのである。


 ─ = ニ ニ _三 三 ニ ニ      ズザー!
             `  (⌒ 、_      ___
- - ── = ニ 三   `>  ´`ヽ  /     \
   (⌒)ヽ     (⌒ -、./       /   _ノ  ヽ、 \ 目的は果したから、逃げるんだぉ~~!
  ─ == ニ 三 ヽ:::::::       |   (●)三(●) |
 (⌒) .。; ゚ ,,     \      `''⌒)   (__人_).   }'⌒)
(⌒・⌒ ・ = ニ 三 三` -、  、.:::::,,.r'     ` ⌒´   /,,.r'
 '';:. ,、,,・:・ 、、,,==ニニニニ` ー三----`''ー―─‐'".....

小勢だったやる夫の軍はいくらかの被害は出たものの、
大事にはいたること無く、無事に小牧へと帰陣したのであった。

673 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:19:00 ID:usX9mCIg

~同年11月~

       ____
     /⌒  ⌒\
    /( ●)  (●)\  東美濃にも足場が出来たし、
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-|     | ようやく、美濃攻めも軌道に乗って来たお!
  \      `ー'´     /


     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ●)(●   
   |      (__人__)
.   |        ノ   しかし……こうなると、また厄介な問題が一つ出てきたな。
    |      ∩ ノ ⊃
  /     ./ _ノ
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /

674 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:19:28 ID:usX9mCIg

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/  ……その通りだお。
|       (__人__) l;;,´|
./      ∩ ノ)━・'/  厄介な相手……つまり武田と領地が隣接するお。
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |    ここらで本格的に手を打っとかないと、
  \ /___ /          信玄との小競り合いに巻き込まれてしまうかもしれんお。


       / ̄ ̄\
     /  ヽ、_  \
    (●)(● )   |  かといって、贈り物でのご機嫌取りはもうやってるしな。
    (__人__)     |
    (          |   ……他に何か手はあるのか?やる夫?
.    {          |
    ⊂ ヽ∩     く
     | '、_ \ /  )
     |  |_\  “ ./
     ヽ、 __\_/

675 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:20:08 ID:usX9mCIg

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \  ……今回は武田との婚姻を進めるお。
 /    ─   ─ ヽ
 |    (ー)  (ー) |   武田は越後の上杉と敵対してるうえに、
 \  ∩(__人/777/    今川との関係も不穏になってるお。
  /  (丶_//// \  ……今なら、必ず信玄坊主も乗ってくるお。

同月13日、武田信玄の4男の勝頼とやる夫の養女(姪とも云われる)の婚姻が成立。
こうして、織田と武田の当面の衝突は避けられた。

676 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:20:40 ID:usX9mCIg

1566年(永禄9年)5月13日、やる夫はその日も吉乃を見舞いに訪れていた。

~吉乃の部屋~

       ____
     /⌒  ⌒\
   /        \  吉乃~!見舞いに来たお~!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


                _   _,      
             ___,> Y´'ー-、    
            _>z二_ ___`ー≧__    ……やる夫様、よくおいで下さいました。
            >┴'´ ̄` ‐-、 ̄ 7 < 
           /        ヽ `Y′之>   ……今日も来てくださって、吉乃も嬉しいです。
       .   /  ,  l、 、 , 、 |  ヽ }< 
          l ,ィ {7Tハ T寸寸 |  }ノ | 
          |ハ |(●) (●) / / ,/レ′ 
            `|'''' ヽ ''''  「)'/|/   
            ヽ、_ ▽  _,.ィT/

677 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:21:09 ID:usX9mCIg

       ____
     /⌒  ⌒\
   /        \  やる夫も吉乃の顔が見れて嬉しいお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


       ,_   _
     、-ー'`Y <,___
  __≦ー`___ _二z<_  
  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<     …………
 <之′Y´/        \ 
   >{  ,'  |、 , ,.  ,.l  ,   i   ……早いもので、やる夫さまと出会ってもう10年ですねぇ……
  | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l
  ′J゙i, ゙i ゙i ⌒    ⌒|ハ|   
     ゙i|゙i'(1""  ー "ノ川
      │「ィ::ニE7 l

678 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:21:36 ID:usX9mCIg

      ____
    /_ノ   ヽ_\  ??
   /( ●) ( ●)\  
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\  吉乃、いきなりどうしたんだお?
 |        ̄      |  
 \               /


        ,_   _
      、-ー'`Y <,___
   __≦ー`___ _二z<_
   > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<
  <之′Y´/        \   ……前夫と死に別れて、途方に暮れている時に貴方は突然現れた。
   >{  ,'  | 、 , ,.  ,.l  ,  ゙i
   | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l  ……最初はホントにお化けかと思ったし、その後も言うことは可笑しなことばかり。
   ′J゙i, ゙i ゙i( ー)  (ー)|ハ|  
      ゙i|゙i'(1   ー  ノ川   ……でも、不思議と嫌な気はしなかった……
       │「ィ::ニE7 l

679 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:22:09 ID:usX9mCIg

     ____
    / ⌒  ⌒  \  まっ、そこがやる夫の魅力だお。
  ./( ―) ( ●)  \
  /::⌒(_人_)⌒:::::  |  そんなやる夫に、吉乃もメロメロになったんだお?
  |    ー       .|
  \          /


       、-ー'`Y <,___
   __≦ー`___ _二z<_
    > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<
  <之′Y´/        \  ……ええ、メロメロです。
    >{  ,' |、 , ,.  ,.l  ,   ゙i
   | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l  ……昔も今も……これからも……
   ′Ji, ゙i ゙i( ○)  (○)|ハ|
      ゙i|゙i'(1   rァ  ノ川 
       │「ィ::ニE7 l

680 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:22:40 ID:usX9mCIg

         ____
       /   u \   !!!?
      /  \    /\  
    /  し (○)  (○) \  き、吉乃!?
     | ∪    (__人__)  J |   
    \  u   `⌒´   /    ま、まさか……!


     、-ー'`Y <,___
  __≦ー`___ _二z<_
  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴<   ……ずっと貴方と一緒に居たかった。
 <之′Y´/        \ 
   >{  ,'  |、 , ,.  ,.l  ,   i  ……でも……私はここまでのようです。
  | !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l 
  ′J゙i, ゙i ゙io゚⌒    ⌒|ハ|   …………さよなら……
     ゙i|゙i'(1""  ー "ノ川 
      │「ィ::ニE7 l      ……吉乃は、貴方と子供達の事を……何時までも、草葉の陰から見守っています……

681 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:23:06 ID:usX9mCIg

         ____
       /   u \
      /  /    \\  き、吉乃!?
    /  し (○)  (○) \
    | ∪    (__人__)  J |  吉乃!吉乃!!
     \  u   `⌒´   /


        ,_   _
::::::: ::::::: 、-ー'`Y <,__ :::::::  ::::  :: :::::::  ::::  ::
 :::: __≦ー`___ _二z<_  :::::::  ::::  ::
::::  > 7  ̄、-‐ ´ ̄`'┴< :::::::  ::::  :::::::  ::::  ::
 :::<之′Y´/        \ :::  :::::::  ::::  ::
 :::::::>{  ,'  | 、 , ,.  ,.l  ,  ゙i …………………
  :::| !、{  | 寸寸T ハT7} ィ,l ::::::  ::::  :::::::  :::: 
::::::: ′J゙i, ゙i ゙i( ー)  (ー)|ハ|   :::::::  ::::  ::
::::  ::::::: ゙i|゙i'(1   ー  ノ川  :::::::::::  ::

682 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:23:32 ID:usX9mCIg

      _____
     / ノ' ^ヽ_\
.  ゚ / 。;'⌒)  (⌒ヽ\° ……吉乃ぉぉ…………
.  / o'゚~(___人___)~o°\゜
.  |     ゚ |/⌒ヽ|  ゚    |
  \     ` ⌒ ´    /


       /  ̄ ̄ ̄ \:
      ::/        ::::\:
     ;: |          :::::::| : やる夫は……悲しまないお……
      \.....:::::::::    ::::, /
      r "     .r  /゚。  ……だって……吉乃はこんなに安らかな顔をしてるんだから……
    :|::|     ::::| :::i
    :|::|:     .::::| :::|:   だから、やる夫は笑顔で送ってやるんだお……
    :`.|:     .::::| :::|_:
     :.,':     .::(  :::}: ……吉乃が心配して旅立てない事がないように……
     :i      `.-‐"

683 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:23:57 ID:usX9mCIg

      ___
     /⌒  ⌒\    吉乃!今までありがとうだお!
   /        \  
  /o'゚~⌒(__人__)⌒~o\ やる夫も幸せだったお!
  |  ゚ ::::::|r┬-|:::::: ゚  |  
  \      `ー'´     / ……あの世からも、やる夫の大活躍を見てるといいお!!

吉乃の享年は39歳であった。
やる夫はその死を心から悼み、吉乃に香華料として660石を贈った。
以後も、多くの子供をたくさんの妾と設けたやる夫であったが、
この吉乃以上に愛した女性はついぞ現れなかったと云う。

684 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:24:34 ID:usX9mCIg

同年、還俗して足利義昭と名を変えた前将軍の弟、覚慶の使者として
一緒に近江に逃げ出していた細川藤孝が尾張を訪れた。

           ____
         /      \
        / ─    ─ \  これは細川殿。
      /   (●)  (●)  \
      |      (__人__)     |  義輝様の事はまことにお悔やみ申しあげますお。
      \     ` ⌒´   ,/
      /     ー‐    \ ……して、本日はいかがなされたお?

685 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:25:01 ID:usX9mCIg

      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡  まさしく、某が来た理由も義輝様の件と関係が有ります。
    (  ⊂彡   いま、京では義輝様を殺害した連中が、14代将軍に
     |   |    義栄なる傀儡将軍を立てようとしておりますが、かの人に正当性など無いのは明らか!
     し ⌒J    我が主であり、義輝様の実弟でもあります「足利義昭」様こそ正当な室町幕府の後継者にございます。

686 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:25:27 ID:usX9mCIg

     ____
   /      \  
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \  ふむ……
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /   ……つまりは、将軍職奪還の為の手助けをやる夫にしろと?
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /


      _  ∩ 
    ( ゚∀゚)彡  はっ!有体に申さばその通りでございます。
    (  ⊂彡   
     |   |    ……是非、ご決断を!
     し ⌒J

687 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:25:54 ID:usX9mCIg

     ____
   /      \ ( ;;;;( ……
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;) 
/    (─)  (─ /;;/ (これは願ってもない京への侵攻の大義名分が転がってきたお。
|       (__人__) l;;,´|   
./      ∩ ノ)━・'/   ……しかし、美濃の攻略途中の今は、まだその時ではないお。
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |       ……それに、途中の六角が黙って通すとも思えねぇし……)
  \ /___ /


      *   ____
    + 。 / \  /\ キリッ
       / (ー)  (ー)\+ 。 * ……解りましたお。
     /   ⌒(__人__)⌒ .\
  + 。|      |r┬-|    |  + 。 義昭様を奉じての上洛の件、
     \     `ー'´   /
       \ ,,,,    ,,, / + 。     喜んでお引き受けいたしますお。

688 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:26:26 ID:usX9mCIg

      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡  おお!それでは……
    (  ⊂彡   
     |   |    
     し ⌒J 


         ____
       /      \  
      / ─    ─ \   ……ただし!今はやる夫の方も斉藤家との戦いで手が回りませんので、
    /   (●)  (●)  \  
    |      (__人__)     |   それが済んで態勢を整え次第お迎えにあがりますお。
     \    ` ⌒´    ,/
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ     それまでは他の大名家ででもお世話になっていてくだされ。
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |   
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |

689 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:26:50 ID:usX9mCIg

      _  ∩ ……はっ!
    (u゚∀゚)彡  ……そのようにお伝えいたします。
    (  ⊂彡  (むむむ…義昭様という玉にすぐに飛びつかずに、その時が来るまで 
     |   |    周りには自分の手札を隠しておくつもりか……この男、思ったより曲者かもしれん)
     し ⌒J 

やる夫は義昭という玉を今手に入れても、それを活かすのは難しいと判断。
まずは目の前の美濃攻めを完了させて地盤を固める事を優先させた。
結局、やる夫が義昭の身柄を預かり、本腰を入れて上洛戦に挑むのはこれより2年後の事となる。

690 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:27:21 ID:usX9mCIg

                         ●稲葉山
                                         
  「美濃」                     ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,     :,,´、
                          ,,´      ::,,,,,,,,,::    :::::::
                         ::                  ::: 
                        ::                    :,,,,  
                       ::                       :,,,,      ::::::::::
                      ::             ●小牧          ::,,,,::::::
                   ,,,::                              ::
     ,,,,            ::                               ,,,,
  ,,,,,,,,::  ::           ::         「尾張」                  ::
 ::      ::          ::                             ::
::        ::         ::                             ::  「三河」
         ::        ::                          ::
          ::       ::                           ::

1567年(永禄10年)8月1日、
美濃に対する切り崩し工作が実り、やる夫の元に一通の朗報が舞い込んできた。

691 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:27:55 ID:usX9mCIg

             ____
           /⌒  ⌒\       来たお! 
         ⊂。(゚>) (<゚)。つ
      ⊂ /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ つ   待ち待ったものが遂に来たお!
     ⊂  |    /| | | | |     |  つ
        \  (、`ー―'´,    /
         ( ヽ  _____ ././
         \ \|  .,  レ゛/
           .\旨EX ξン┐


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \    ……やる夫、どうした?
 |   ( ●)(●)
. |    (__人__)    そんなに喜んで。
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }  ……「アクション春画」の懸賞でも当たったのか?
.  ヽ        }
   ヽ     ノ
   .>    <

692 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:28:26 ID:usX9mCIg

       ____
     /⌒  ⌒\  そっちも欲しいけど、そんなもんじゃないお!
   /( >)  (<)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  美濃三人衆がとうとうやる夫に投降を申し出て来たんだお!
  |    /| | | | |     |
  \  (、`ー―'´,    /

「美濃3人衆」とは西美濃に広い領地を持つ有力な国衆である
「氏家直元(朴全)」「稲葉良通(一鉄)」「安藤守就」の3人のことである


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ○)(○)  ほ、ホントか!?
. |  U  (__人__)
  |     |r┬-|   それが本当なら、稲葉山城は裸も同然だろ!
.  | ι   `ー'´}
.  ヽ     u  } 
   ヽ     ノ
   /    く  \

693 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:28:59 ID:usX9mCIg

       ____
     /_ノ   ヽ_\  怪獣モチロンだお!
   /( >)  (<)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 3人とも人質を渡すから、取りに来て欲しいと書いてあるお。
  |     |r┬-/      |
  \     ` ̄'´     /


   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒) そうかそうか……
. |     (__人__)
  |      |r┬|}  じゃ、人質の受け取りが完了次第、美濃に攻め込むんだろ?
  |      | | |}
.  ヽ     `ニ}   常識的に考えて。
   ヽ     ノ
   /    く  \

694 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:29:24 ID:usX9mCIg

          ___
         /     \ ……いや、人質の到着を待つ必要はないお。
       /   \ , , /\
     /    (●)  (●) \ 準備が出来次第、今日にも出陣だお!
      |       (__人__)   |
     \      ` ⌒ ´  ,/ 今度こそ、稲葉山城を落とすんだお!!
      ノ          \

こうして、村井貞勝と島田秀順を人質受け取りとして派遣すると同時に、
やる夫は人質の受け取りが済まない内に行動を起こす。
軍勢を出して、稲葉山の尾根続きの瑞龍寺山を占領したのである。

695 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:30:00 ID:usX9mCIg

                                   、_人_从_人__/
                                   _)
 ,..r;;:  (  人)  ) ,;`ー、          | ヽ丶       _) 消  井
 ヾゞ、  ゞ'´   '`´   `ヾ、     ─|─           _) 毒   口
          -‐':、ゞ'``  ,l      / | ヽ            _) だ  の
ヾ、 ゞ;;.  ,r-、   `ヾ、    ヽ、                   _)  l   町
, rヾ    ,r!/r'ヽ    '`      \      _|_      _) っ  は
   _,,,.,ノ、_ ヽ,       `ゞ;;    ;:、    /|        `) !
,r‐'''" ,.r ,イ彡ミミヾ、      ``  ´;;i             V^V⌒W^Y⌒
__,.;;,ィ'´ ,:;;;;彳彡ミ;j`、        `i;:、      オ
;; ヾ、彡;;;ノリ;jjjjj;;;jr' i   . ノ;;:'' `゙`、 ``ー、                   ,ィ
彡冫;;il;;;ミ;;;;;y;レ  ,t'´           ,.、ー、  ゝ     ォ             i|l;
;'イ;;;'ヾ``ヽ、ィ;;i ,ri'´    ヽ ヾノ ,ry' il'Y゙r    ヽ、            ,j|l;;
j'´ '´ '´/ゞ';;::`´ヽ    ``´ー  ゙i ;;: ,r'      )  ,r、       ,rヾlir'ミ,
  / ,;:' '´/ ー≡;i{、      /ヾr'´  ,.   '`;;:、 〉ゝ  r-ー-、_ ,{i=i= }i、
ーr-、j ,! ,;',;'ィ;;:イ''``ゞ、_,、-‐'´ヽ:;/ 、 ``ヽ  ;:、 `' (´  `ゞ、;;;;'',,fi、,≡:;イ==、
,,:'  ``ゞ、,;;ゞ、 "´イ ,... `'彡 ,/´  `ヾ、ヾ   '    ー、  ii;j `i;;!'´ニil';;;;ゞr、_,r'ミ
'   ー‐─ ,rー'゙ー─-、_j;:r'´     ヾ,ゞ         、 ゞ,ミ;:l;;l  ,!  ,!,i;;'´¨/
;.   r-‐;;'"}            ``ヾ、  ノ       ,;;;: (i,;)))、,,:;!、__,:};!_,.、l
....   _,,,ィ、 i        'ヾ人  、}( /     ノ   ,r'i  r'"ヾ-‐i‐-:;イ, / ヾ
    ,.r'´,ィ'l、   _ィ;;、   、,.ミミ'´ ,;:'´ハ   '´  ,j ,r'  }ミ,r;}ゞ‐'─l:::.i  ,jl
,l:.   ヾ;'´イ'´ト、_  j (_,r'´(`'´`ー'´,ノ  i; l  (`'´ Y´     ,イ≡=‐-ゞ、,r'
キ:.  ,.彡;:、    }ヽ、'´ `   、,;{   ゙レ   ,ゝ'        i;;;:: ,;:li三ミ;}jlK
'i   ,r'"´,;ゞ、_,.イレ'゙、         ,.{ i'   )        ,イ ;;;;;;jk三ミ}゙kiヾ、

突然の侵攻に斉藤勢が浮き足立つ中、やる夫の軍は井口の町を焼き払い
たちまちに稲葉山城を丸裸にしてしまった。
そして、翌日には四方に鹿垣を作って包囲戦に入ったのであった。
その後にようやく三人衆が到着。やる夫のあまりのスピードぶりに舌を巻いたという。

696 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:30:39 ID:usX9mCIg

~織田軍の陣中~

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\  ……
    / / / /    犬  | ヽ   
   /    / イ´^ー、   ,.. 、)、 ',  やる夫様の許しを得て帰参したは良いものの……
 , '   / / //ヽ、. 。ゝ イ 。ノ| |
//イ    / /::::、  '´  ` ̄'|| |   ……アレから目立った手柄を立てられず……
/ /イ   /  |::::::| / _┗'  ,イ 、|
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ   そこで、可成殿!次の出撃の際は、戦巧者の貴方に付いて行かせていただきたい。
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |     そして、是非それがしに手柄を立てさせてくだされ!
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、
 , ' / イ 川ハ、o | `='"oネ、リヾ、      ヽ
  / 人 リヾ `ー、_,彡'"|,リ'   ヽ   _,. ' 〉

697 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:31:40 ID:usX9mCIg

           _,..-‐'":: ̄ ̄:.:.:.:.:.:`ヽ、
        ,.ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヘ   
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.::.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ  よしよし。
     ,ィ´:.:.:.:.:.:/:.:.:./.:.:.:/:.:/|:.:.:|_:_:.:.:.:.:ハ::.:|
     〃:.:.:.:.:::/:__:.;ハ:.:..:|:;/ゞ彡|"i:.:.:|、:.:.}:.:|  又左、私を頼るとは良い心がけだぞ?
      /:.:.i::.:.:::j::ヾ/ゞ|:.:.:|'  |::/ |:.:..|::∨:.:|
    j;/|:.:.::::|:.:/  |:.:/  ミニニシ'|:.:.:|;/ヽ::|  丁度良く、これから稲葉山城の砦の一つに攻撃を仕掛けるトコロだから
      |:.::i:::|;/彡,"/`  `   ・,'|:.:.|、_ソ:|
      j;/|::::;ハ  ヽ '      ∨::.:.:.::リ   一緒に付いてきなさい。
        |;/ }   ,-:‐'ヽ   、/{:/ヽ;/
          ヽ、  ∨__,,ノ  ,/::{__
           }`)ヽ、`/,),,/: : `ハ_
           j } //: : :/:  / /"`ー-、_
          ノ '"´  ̄〉: :  ,/ /   ,   `>
          森可成(やる夫の重臣)

698 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:32:30 ID:usX9mCIg

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\
    / / / /    犬  | ヽ
   /    / イ´^ー、   ,.. 、)、 ',   可成殿!恩にきります!
 , '   / / //ヽ、 ゚ゝ  イ ゚ノ| |
//イ    / /::::、  '´  ` ̄'|| |    では、さっそく参りましょう!
/ /イ   /  |::::::| / _┗'  ,イ 、|
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、
 , ' / イ 川ハ、o | `='"oネ、リヾ、      ヽ
  / 人 リヾ `ー、_,彡'"|,リ'   ヽ   _,. ' 〉

こうして二人は、斎藤軍の籠もる砦攻めに加わったのであった。
砦は山の上にあり、他の者は功を競うように走り出したが、
可成だけは悠然と歩いたままであった。

699 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:33:00 ID:usX9mCIg

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\
    / / / /    犬  | ヽ
   /    / イ´^ー、  u.. 、)、 ',   よ、可成殿!?
 , '   / / //ヽ、 ゚ゝ  イ ゚ノ| |
//イ    / /::::、  '´  ` ̄'|| |    我等も遅れを取らぬ様に駆け出した方がよいのでは……?
/ /イ   /  |::::::| / _┗'  ,イ 、|
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、
 , ' / イ 川ハ、o | `='"oネ、リヾ、      ヽ
  / 人 リヾ `ー、_,彡'"|,リ'   ヽ   _,. ' 〉


           _,..-‐'":: ̄ ̄:.:.:.:.:.:`ヽ、
        ,.ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヘ   
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.::.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ  ふふふっ・・・・
     ,ィ´:.:.:.:.:.:/:.:.:./.:.:.:/:.:/|:.:.:|_:_:.:.:.:.:ハ::.:|
     〃:.:.:.:.:::/:__:.;ハ:.:..:|:;/ゞ彡|"i:.:.:|、:.:.}:.:|  若者よ、慌てなさんな。
      /:.:.i::.:.:::j::ヾ/ゞ|:.:.:|'  |::/ |:.:..|::∨:.:|
    j;/|:.:.::::|:.:/  |:.:/  ミニニシ'|:.:.:|;/ヽ::|  こんな山道をダッシュで駆け上れば、
      |:.::i:::|;/彡,"/`  `   ・,'|:.:.|、_ソ:|
      j;/|::::;ハ  ヽ '      ∨::.:.:.::リ  砦の門にに付く頃には疲れて力を発揮出来なくなるぞ?
        |;/ }   ,-:‐'ヽ   、/{:/ヽ;/
          ヽ、  ∨__,,ノ  ,/::{__     こういう時は、急がずに力を温存しておくのが肝心なんだよ。
           }`)ヽ、`/,),,/: : `ハ_
           j } //: : :/:  / /"`ー-、_
          ノ '"´  ̄〉: :  ,/ /   ,   `>

700 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:33:34 ID:usX9mCIg

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\
    / / / /    犬  | ヽ
   /    / イ^ー、   ,.. 、)、 ',  な、なるほど……
 , '   / / //ヽ、 ○ゝ イ○ノ| |
//イ    / /::::、  '´  ` ̄'|| |  これは失礼致しました。
/ /イ   /  |::::::| / _┗'  ,イ 、|
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ  ……よし!気を取り直して参りましょう!
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、
 , ' / イ 川ハ、o | `='"oネ、リヾ、      ヽ
  / 人 リヾ `ー、_,彡'"|,リ'   ヽ   _,. ' 〉

利家たちが進んでみると、可成の言った通りで、先に走って行った部隊は息が上がり
砦の前の敵部隊に足止めされている状態であった。

701 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:34:10 ID:usX9mCIg

                  ____
             _,.-‐::': ̄:.:.:.:.:.: ̄:.:`ヽ、
           ,.イ´.:.:. : : : ::.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.\
          /: : : : : : :.:.:.:ィ|:.:.:.:.:.:.:....: : : : : : : ハ
        /;/:.:./:.:./.;:.:.:/' |:.:.:.:.:|:./∨:.:.:|::.: : : :}
         '"/:.:.:./:.:.::|::.|::/、 |:.:.:.:::|:|  V::.:|i:.::.:.:.:|   それ!今だ!又左!
        j:.:.:.::|.:.:.::|:.:,|/ヾ_シ∨:.::|:jヽ彡|::|'|::.:.:.::|
        |∧::|:.:.::::|;/   _, ∨:.:|' ,,  |/ |::.:/::j    我等の温存した力を発揮する時だ!
          `|:.::::/:::}, ≡≡, iヽ:|、≡≡.|:/:;/
            |::;/〈 ト、 ´  |  ` `   r'´_,〉 
            '"  `~l、     ``     ,/:7´
               |:::ヽ、 、,.ヘ ,   /::/
                 V:::::;ヽ、,,_,,,/:/∨  
            ,.-─--,.ィ´{;〉   〈、::`ヽ-─-.、  
           /´    i| :| λ-、 ,-} }     ハ


                                
                ,. '"´三二二三`ヽ  
              /,ィ彡'"´ ̄  ̄ ``ヾミヽ.
              /   /    犬     ', ヽ
            /   /::(         ノ:::)  ヽ
              /   /く´‘`ヽ ',从,' ∠‘``',   ヽ      FUCK!!!
          /    ハ´ ̄`フ.:;;;;;:: ヽ ̄`フ',  ヽ.
            /    /     ,,   ,,      ', .  ヽ.     FUCK!FUCK!!FUCK!!!
         /   /::、  /   .;;;;;;'  ヽ   /::ト、 〃..
         ./   //:::::::; l /⌒ー一⌒ヽl ;:::::ト、V //.
        /   // 1:::::;  V.:ViiiiiiiiiiiiiViiV  ;:::::ト、V
      /   // ./.l:::::;. /l /´  ̄ ̄`ヽ  ;:::::ト| |.
       /   // /  l::::; l | .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ;::::ト.| |.
     /   // /   1::; | |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|  ;::! i i..
.     /   // /   / l:::;.   |WWWWWW!  /1 | | 
    /   // /   / .|ヾ、  L二二二ニノ / | | |.
.   /   // /   /   |(__ノ\ /xxxxxヽ/   /! ! !...
.      // /   /  ノ  ',  l}}}}}}}}}}}}}  /| | | |   ...
     // /   /  ハ:::::::::.\ V´ ̄`Vく/  l | | | .
.   // /   /   l  >.-、/   ヽ  ヽ  | | ! !    ...

二人は抜群の働きで、瞬く間に敵を蹴散らすと砦の門の目の前までたどり着いた。

702 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:34:37 ID:usX9mCIg

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\   ゼェゼェ……
    / / / /    犬  | ヽ
   /    / イ´^ー、   ,.. 、)、 ',   よ、可成殿!やりましたな!
 , '   / / //ヽ、 ゚ゝ  イ ゚ノ| |
//イ    / /::::、  '´  ` ̄'|| |    さっ、早く一番槍を……
/ /イ   /  |::::::|u/ _┗'  ,イ 、|
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ    ?……歩みを止めてどうなされました?
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、
 , ' / イ 川ハ、o | `='"oネ、リヾ、      ヽ


                  ____
             _,.-‐::': ̄:.:.:.:.:.: ̄:.:`ヽ、
           ,.イ´.:.:. : : : ::.:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.\
          /: : : : : : :.:.:.:ィ|:.:.:.:.:.:.:....: : : : : : : ハ
        /;/:.:./:.:./.;:.:.:/' |:.:.:.:.:|:./∨:.:.:|::.: : : :}
         '"/:.:.:./:.:.::|::.|::/、 |:.:.:.:::|:|  V::.:|i:.::.:.:.:|  ……いやはや、年かな?
        j:.:.:.::|.:.:.::|:.:,|/ヾ_シ∨:.::|:jヽ彡|::|'|::.:.:.::|
        |∧::|:.:.::::|;/   _, ∨:.:|' ,,  |/ |::.:/::j   急に疲れが……
          `|:.::::/:::}, ≡≡, iヽ:|、≡≡.|:/:;/
            |::;/〈 ト、 ´  |  ` `   r'´_,〉    あ、どっこらせっと……
            '"  `~l、 u   ``     ,/:7´
               |:::ヽ、 、,.ヘ ,   /::/      ああ、こりゃしばらく立てそうもないなぁ……
                 V:::::;ヽ、,,_,,,/:/∨  
            ,.-─--,.ィ´{;〉   〈、::`ヽ-─-.、

703 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:35:04 ID:usX9mCIg

     /                \
   /     ,ィ三ニヽ/ニ=-、     ヽ
  , '    //          \ li   ',
. /    / /              l li   li l   !!!
/     / /      犬       l li.   li l.
.    / /:. :.           .: .:: l li   li l
   / /::..::..::::....        .....:::::..::...l li   li l.   も、もしや……
. / / ,' ::::::::::::::::::::::....    ..:::::::::::::::::::::: l li   li l
/ / l :::::<...○..>::    ::::く....○..>. l li  li l
 /  l ::::     .:::    :::...    ::. l li  li l   それがしに手柄を譲ってくださるために……わざとその様に……
./   !            ::::       〉 li  li.l
   l:..            :.       :::l li  li
  ハ:::::...       ヾニア      ..::::l li  li
 / l::::::::..  :.   -=====-、  :.  .::::::l li  li
./  ハ:::::::::. ヽril'"ュililililililililililiェ /!  ::::::::l .li  li
  li. li::::::::.   Vl/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;lil/  :::::::/ .li   li
  li ヽ::::::..  \:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;li   ::::/li. li.  li
  li |l |\:::..   ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/   .::イ li li  li.
  li li l  \    ヽニ二ニ'  / |  li.li li
  li li l.    \  ‐----‐  /   |  li li li

704 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:35:30 ID:usX9mCIg

           _,..-‐'":: ̄ ̄:.:.:.:.:.:`ヽ、
        ,.ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヘ 
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.::.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ  …………行きなさいな。
     ,ィ´:.:.:.:.:.:/:.:.:./.:.:.:/:.:/|:.:.:|_:_:.:.:.:.:ハ::.:|
     〃:.:.:.:.:::/:__:.;ハ:.:..:|:;/ゞ彡|"i:.:.:|、:.:.}:.:|  ……幼い嫁さんの為だろ?
      /:.:.i::.:.:::j::ヾ/ゞ|:.:.:|'  |::/ |:.:..|::∨:.:|
    j;/|:.:.::::|:.:/  |:.:/  ミニニシ'|:.:.:|;/ヽ::|  (おまつちゃん萌えるもんなぁ……)
      |:.::i:::|;/彡,"/`  `   ・,'|:.:.|、_ソ:|
      j;/|::::;ハ  ヽ '      ∨::.:.:.::リ
        |;/ }   ,-:‐'ヽ   、/{:/ヽ;/
          ヽ、  ∨__,,ノ  ,/::{__
           }`)ヽ、`/,),,/: : `ハ_
           j } //: : :/:  / /"`ー-、_
          ノ '"´  ̄〉: :  ,/ /   ,   `>

705 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:35:56 ID:usX9mCIg

~その時の利家の屋敷~

   |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::i;:;:;::;:;:;:;:;:;|
 . |;:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;;:__:;:_;|
  |_____|____|
  /: : : : : イ:T ¨ri:l;; .. :: ::¨ヽ   ……くしゅん!くしゅん!
 j: : :イ斗‐!: |  |:l:|-:、T ォ: ::!
 |: .: :.|: | ノ、 l  |:l:|`ヽ、: |:  }   ……さては、犬殿辺りが妾の噂でもしておりますな……
 レ:.:.:|:!:イ.__:|  ヽl.__∨:i: レ
 |: |(|: :.| トュリ     トュリ |:.:|)|    ……しかし、それにしては何やら悪寒が……
 lN:. |: :.| `,,,   '  `,,, !l.:|: |
  |:.:|:. :|ヽ、  _   .イ:j:l |: |
  Nl!: :.|从:≧ァ ≦‐j:从:!:.j
   ヽ:.l イ { l_//  ._.トレ
   おまつ(利家の嫁)

706 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:36:25 ID:usX9mCIg

       _,.-'"´ 三ミ、ー-、
      / / ィ /⌒`⌒ヽ\
    / / / /    犬  | ヽ
   /    / イ´^ー、   ,.. 、)、 ',
 , '   / / //ヽ、 ゚ゝ  イ ゚ノ| |     可成殿!!
//イ    / /::::、|| '´  `|| '|| |
/ /イ   /  |::::::| ||/ _┗'  ||,イ 、|     ありがとうございます!!
 /   /  |::::::| ┃r=━┫;:/ | |ヽ
/ / ,イ ,'  | ハ:::::| /!ー-、K ;:/ | |\     この礼は必ずや!
  /  / / ! \| | |::::::::::|! /!  ! |
 , /  / / |┐ \ `━彡' |   !ヾー-、
 / /イ | ハ! |==、  ̄乙/{,川ハ!     `ヽ、

こうして、利家は砦への一番槍を果して手柄をあげる事に成功した。
この手柄を機に、利家は逐電の汚名を返上し、出世への足掛かりを掴んでいくのであった。

707 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:37:01 ID:usX9mCIg

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒) ……とまぁ、つい先日そんな事が有ったそうだ。
. |     (__人__)
  |      |r┬|}   何とも可成殿らしい話だろ。
  |      | | |}
.  ヽ     `ニ}    男気的に考えて。
   ヽ     ノ
   /    く  \


       ____
     /⌒  ⌒\   家臣同士が仲が良いのはイイ事だお。
   /( ―)  (―)\
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  犬千代もこれで帰参の負い目も消えたろうから、
  |             |
  \              /   ますます奮起することを期待するお。

後に大大名と成った利家は
「森三左衛門ほどの巧者は、稀であった」と可成を褒め称えたという。

708 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:37:36 ID:usX9mCIg

         /                 
        / _ _,,..-──‐──‐──‐--,
        <ζ,_,,__ ツ ン,..''_._.__ _""":::::::::: 
        ι,_ .--ニ..ノ(;(;(,ニ.-‐‐.、 /::::::::::::    くっ……とても支えきれん……
        i",.‐ニ○_ γ''"i.∠○ ニヽ ::::::::::::::::
        ,.''  ''"´/`` ,,,`γ''"''   :::::::::::    ……ここはこれまでか……
      /     (.,_,. __,, i._    u  :::::: 
      .i ,. u   .i´ ,; ;, "``i、    ::::::::
     .i      ''"``' "´`'‐.、    ::::::::::
     .i  i   ,‐''"'" ̄´``' 、 _.   ::::::::::::
      i、i     ``‐-‐ '"     :::::::::::::::  
     斉藤龍興(美濃の大名)

8月15日、やる夫の猛攻に耐え切れずに、ついに龍興は稲葉山城を捨てて降伏。
やる夫は龍興を許し、許された龍興は船に乗って長良川下り伊勢長島へと逃れていった。

709 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:38:07 ID:usX9mCIg

~その日の夜~

..      ____
     / ―  -\    ……
.  . /  (ー)  (ー)  
  /     (__人__) \  (道三殿……お約束どおり、美濃はやる夫が貰い受けましたお……)
  |       ` ⌒´   | 
.  \           /
.   ノ         \
 /´            ヽ


       / ̄ ̄\
     /  ヽ、_  \  ……遂にやったな、やる夫。
    (●)(● )   |
    (__人__)     |   信秀様が成しえなかった尾張統一に美濃攻略。
    (          |
.    {          |  ……これらをたった15年でやり遂げたんだ。
    ⊂ ヽ∩     く
     | '、_ \ /  )   もう、お前を「尾張の大うつけ」なんて呼ぶ奴は一人も居ないだろ。
     |  |_\  “ ./
     ヽ、 __\_/

710 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:38:45 ID:usX9mCIg

        ____
       /    \   ……やる夫の一人の力じゃないお。
.    /          \
.  /    ―   ー  \  爺ちゃんや親父殿が残してくれた経済基盤に
  |    (ー)  (ー)  |
.  \    (__人__)  /  やる夫の無茶について来てくれた家臣たち……
.   ノ    ` ⌒´   \


       ____
     /⌒  ⌒\
    /( ●)  (●)\  それらのみんなの努力が実った結果だお!
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-|     |  これは、「織田家」全員の勝利だお!
  \      `ー'´     /

こうして、稲葉山城はやる夫の手に落ち、
足掛け7年にも及んだ美濃攻略戦は終了したのである。
以後もこの美濃の地はやる夫の本拠地として、重要な役割を果していくのであった。

711 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:39:22 ID:usX9mCIg

~同年11月・稲葉山城~

      / ̄ ̄\ ( ;;;;(
    / ._ノ  ヽ、\) ;;;;)
    |  (●)(●)/;;/  やる夫、本願寺の宗主様から
    |  (__人__)l;;,´|
    | ./´ニト━・' .l   祝いの太刀や馬が届いてるぞ?
    | .l _ニソ    }
     /ヽ、_ノ    /   ……どうやら、俺たちも中央の諸勢力から注目されてきたようだな。
    __/  /    ノ__
  / /  /       `ヽ.
  /´  ./       ,.  ヽ.
  ト、_,/.       |、  ヽ


    / ̄ ̄ ̄\
  /        \   ……まぁ、本願寺だろうが、他の宗派だろうが、
 /    ─   ─ ヽ
 |    (ー)  (ー) |   政治的な権益を求めてこなければ
 \  ∩(__人/777/    やる夫の方から敵対する理由は無いお。
  /  (丶_//// \   
                 ……だから、今はありがたく貰っておくお。

712 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:39:58 ID:usX9mCIg

     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \  ( ;;;;(
   |    ( ─)(─  ) ;;;;)  ……意外だな。
   |      (__人__) /;;/
.   |        ノ l;;,´   俺はてっきり、やる夫は宗教……特に坊主は大嫌いなのかと思ってたが。
    |     ∩ ノ)━・'
  /    / _ノ´   
  (.  \ / ./   │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /


          ____
        /      \  別にやる夫は、坊主に恨みが有る訳でも嫌いな訳でもないお。
       / ─   ─   \
      /( ●)  ( ●)    \ ただ、坊主とは名ばかりの似非坊主どもが許せんだけだお。
      |  (__人__)       |
       \ ` ⌒´       / ……これでも、神仏への敬意は人一倍持ってるつもりだお?
        /  ー‐      ヽ

713 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:41:45 ID:usX9mCIg

     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ー)(ー  ……冗談はさておき、
   |      (__人__)
.   |        ノ   今のところは一向宗とも特に問題は無いしな。
    |      ∩ ノ ⊃ 
  /     ./ _ノ    奴等が坊主の分を超えてこない限りは様子見というところか……
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /


             (ヽ三/) ))
         __  ( i)))   
        /⌒  ⌒\ \   ……ま、そういう事だお!
      /( ●)  (●)\ )
    ./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\   それよりも、稲葉山の城も町も復興した事だし、
    |    (⌒)|r┬-|     |
    ,┌、-、!.~〈`ー´/    _/    いっちょ、げんかつぎに名前を変えるお!
    | | | |  __ヽ、    /
    レレ'、ノ‐´   ̄〉  |
    `ー---‐一' ̄

714 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:42:11 ID:usX9mCIg

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)  やる夫がそんな事言い出すのなら、
. |     (__人__)
  |      |r┬|}   もう名前は考えてあるんだろ?
  |      | | |}
.  ヽ     `ニ}    ……どんな名前なんだ?
   ヽ     ノ
   /    く  \


       ____
     /⌒  ⌒\  今日、沢彦和尚と考えて決めたお。 
   /( ―)  (―)\
  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  「周の文王が岐山より興って天下を治める」の故事にならって
  |             |    
  \              /    「岐阜」と命名するお!

715 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:42:43 ID:usX9mCIg

     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ⌒)(⌒     岐阜……
   |      (__人__)      岐阜か……なかなか良い名じゃないか。
.   |        ノ  
    |      ∩ ノ ⊃      しかし、周の文王の故事を出して来たという事は……
  /     ./ _ノ   
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /


  \  /
    X
  / ∩
/ ( ⊂)     ____
   | |.    /⌒  ⌒\
   トニィ'  /( >) (< ) \    その通りだお!
   |   / :::⌒(__人__)⌒::::: \
   \  |     |r┬-|      |   やる夫は武を持って天下を治める……
    \\_  `ー'´    _/
       ン ゝ ''''''/>ー、_      つまり「天下布武」を目指すんだお!!
      / イ( /  /   \
      /  | Y  |  / 入  \
      (   | :、 |  / /  ヽ、 l   日本全国津々浦々まで、やる夫の名を轟かせてやるんだお!
       j  | :   | / ィ    |  |
      くV ヽヘ_ ヽ  \  仁 」
        ー 〕   \  〉(⌒ノ

716 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:43:27 ID:usX9mCIg

            ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..    ::::::::::::::::::::::::::::::::::);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
        ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ⌒ヽ;;;;;ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:....     :.:.:::.:::.:::.::.::(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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"´::::::::::::::``::...,,                                   _,,,,

ついにやる夫は天下への野望をその胸に灯したのであった。
しかし、それは更に長く険しい戦いへの入り口でもある事をやる夫は知らない……
そして、その戦いの果てに待ち受ける自身の運命も……

第8話 完

717 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:44:33 ID:usX9mCIg

CAST

織田信長・・・・・・やる夫

一雲斎針阿弥・・・・・・やらない夫

お濃・・・・・・不明

吉乃・・・・・・できない子

丹羽長秀・・・・・・ちゅるやさん(涼宮ハルヒ)

木下秀吉・・・・・・坪内地丹(かってに改造)

森可成・・・・・・泉そうじろう(らきすた)

前田利家・・・・・・ヨハネ・クラウザー・Ⅱ世(デトロイト・メタルシティ)

おまつ・・・・・・麻呂重

服部小平太・・・・・・糞藝爪覧(三国志)

毛利新介・・・・・・細川氏綱(信長の野望)

生駒家長・・・・・・できない夫

足利義輝・・・・・・オンナスキー(神聖モテモテ王国)

覚慶・・・・・・ファーザー(神聖モテモテ王国)

細川藤孝・・・・・・ジョルジュ長岡

斉藤龍興・・・・・・・金太郎(珍入社員金太郎)

竹中重治・・・・・・糸色望(さよなら絶望先生)

719 : ◆P3dFUnx0fI:2009/11/23(月) 21:45:06 ID:usX9mCIg

ということで、本日分の投下は終了になります。

今宵もお付き合い頂き、まことにありがとうございました。

次回も明日の同じ時間を予定していますので、お眼汚しですが見てくださると幸せですw

.
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